mac コマンドラインでパワーマネジメント

電源管理コマンド

  pmset

現在の状態を確認

 # pmset -g
Active Profiles:
AC Power                -1*
Currently in use:
 disksleep      0
 hibernatemode  0
 displaysleep   0
 powerbutton    1
 womp           1
 sleep          0
 autorestart    0
 hibernatefile  /var/vm/sleepimage

■ Active Profiles:
電源管理設定をプロファイルとして持ってて、1〜3まのでプロファイルが予め用意されています。例では-1でカスタムとなっています。

  • 1 バッテリー優先
  • 2 標準
  • 3 パフォーマンス優先
  • -1 カスタム

■ disksleep 0
ディスクスリープするまでの時間(分)

■ hibernatemode 0
スリープのモード。

  • 0: スリープしない?
  • 1: セーフスリープ
  • 2:標準スリープ
  • 3:セーフスリープと通常のスリープを併用

セーフリープとは、メモリ内容を全てHDDに書き出して完全に電源停止でもOKなスリープ。標準スリープとは、省電力の待機モード。

■ displaysleep 0
ディスプレイスリープするまでの時間(分)

■ powerbutton 0
パワーボタンを押したときにスリープするかどうか。0:しない、1:する

■ womp 1
Wake On Lan を有効にするか。0:無効、1:有効

■ sleep 0
スリープするまでの時間(分)

■ autorestart 0
電源を切ったときに自動再起動するかどうか。0:しない、1:する

■ hibernatefile /var/vm/sleepimage
スリープするときのメモリ情報のダンプファイル

設定例

ここでは、ディスクスリープを無効、スリープを無効、Wake On Lan 有効に設定します。数字の単位は分もしくはフラグ。

 # pmset -a disksleep 0 sleep 0 womp 1

最初の引数オブションでセットする対象を選択します。

  • -b (battery: バッテリー)
  • -c (charger: 普通のコンセント)
  • -u (UPS
  • -a (all: 全て)