XIBを使うべきか、使わざるべきか

iphoneアプリの開発では、XIB(XML Interface Builder)というGUIエディタで画面を設計できます。別にこれを使わなくても、自分でソースをガリガリ書いて画面を組むこともできます。
というか、むしろ自分で書いた方が何をどう連携させるのか分かりやすいとか、XIB だけで出来ないことも多く、結局コードも結構書く必要があるため、ならはじめから IB イラネ(゚⊿゚) ってことも往々にしてある。

しかし、ほんとに XIB は使わなくてよいのだろうか。XIBを使用するメリット/デメリットを考えてみる。

XIBのメリット/デメリット

メリット
  • 画面を見ながら設計できるのでイメージしやすい
  • コーディング量を減らせる
  • iPhone用とiPad用を別々のXIBを使用することで、ユニバーサルアプリケーションとして対応可能
デメリット
  • 余計なオブジェクトの生成が行われる。
  • 起動時間、メモリ使用量が多少増える
    • しかし最近はあまり変わりはない?
  • 中で何が行われているのか分かりにくい
注意点
  • 複数のXIBファイルに分けることで、全体のロードを早くする。

結論

ケースバイケース、と言ってしまえば身もふたもないが、やはり一番最初の基本的なデザインはIBを使った方がだいぶ楽だと思う。
IBをメインで組み立てていき、ちょっとしたものはIBを使わなくてもいいんじゃないだろうか。
どちらかに縛るというのは、一見効率良さそうでそうでもないかも。